週末の大工仕事

２００２年に購入したStudio（ワンルーム）。アトリエとして使ってくださった米澤よう子さんが日本へ帰国したので、新しい方を探す事に。久しぶりに入ってみると、壁が痛んでいたり、浴槽の色が変わってきていたり、ここで少し手を入れる事に。

Carrefour de l'Odeonに在るこのアパート。３０平方メートルと小さいけど、それでも新婚当時は仲良く住んでた。楽しかったなぁ。（あっ！今も楽しいけど？）とにかく絶好のロケーション。眺めは良いし、一歩出れば、レストラン、バー、映画館と賑やか。狭くたって、家に向かうのが楽しかった。

そして４階（フランス式）なので、家の中がとっても明るい。現在のアパートは広くなったけど、あいにく１階（フランス式）なので、光の色が違う。まあ両方ともエレベーターは無いので、どちらも良い点悪い点はあるのだけれども。

掲題にある大工仕事。

1. 壁を洗う。
2. 痛んだ部分を剥がす。
3. その部分に石膏を塗る。
4. やすりをかける
5. ほこりを取ってペンキを２or３度塗る。
6. お風呂場のタイルを貼り足す。
7. 浴槽を塗り直す。

（↑主人は徹底して完全防備）

その他、工事道具を運んだり、床にビニールを敷いたり、作業は沢山。でも私はジュールを見ていなければならないので、主人が一人でしなければ！

現在のアパート、すべての壁を自分達で奇麗にした経験があるので、私も沢山の事が出来るのだけれど、何せ赤ちゃん片手には何も出来ない。２人だったら、スピードも倍のはずなのに、っと唇を噛む思いだけれど、ここはぐっと我慢。大変なのは主人の方。週末返上して早起き。重たい家具も一人で動かす。そしてせっかくのジュールとの週末も台無し...っと心も痛む。

かと言って、だらだら進めたくもないこの工事。さっさと終わらせてアナウンスに載せなくては。

しかしながら、フランス人。こういった大工仕事を自分達でしてしまうのは関心。主人はかなりの事が出来る。棚を作るのは朝飯前。ドアを付けたり、鍵を付けたり、タイルをはったり。トイレまで取り替えてしまった！（←簡単だそうだ。）

一方私は久しぶりにこの界隈をフラフラ散歩。角にあるフロリスト、以前は日本でも有名なChristian Tortuだったけど、現在はお店を引き継いで、Pascal Mutelに。大手ホテルのデコレーションを手がけてるだけあって、いつも素敵なフラワーアートで目を楽しませてくれる。

今回はショーウィンドーに動くものが。えっ、鳩？本物？動いてるー。

以前、大手デパートのショーウィンドー、本物のマヌカン使って話題になったの覚えてる。奇抜な発想を形にしてしまうパリってすごいなぁ。

アパートの目の前は自転車レンタルのVelib'になってたし、ご主人１人で切り持ってた、Cordonier(靴の修理屋)は不動産に変わってた。相変わらずGerard Mulotのお菓子はとても奇麗。元リッツのシェフ・Yves camdebordeのレストランLe comptoireは連日超大にぎわい、ディナーの予約は半年待ちだそうだ。やっぱりこの界隈は楽しいなぁ。

お昼はCosiのサンドィッチを差し入れするのが定番。焼きたてのフォッカッチャがたまらない。ウゥーン。ボリュームもすごいのだ。

INES(6,5ユーロ)
焼きたてのフォッカッチャにクルミ入りリコッタチーズをたっぷりつけて、ティロルの生ハムを沢山のせる。さっとレモンをしぼりかけ、バジルにシブレット、オリーブオイルをさっと一振り、クルクルっと白い紙に巻いて出来上がりー。

TOM DOOLEY(5,5ユーロ)
焼きたてのフォッカッチャに、タンドリーチキンとチェダーチーズ、トマトコンフィをたっぷりのせて、バジルにシブレット、オリーブオイルをさっとかけて、出来上がりー。

アートギャラリーの多い、Rue de Seine（セーヌ通り）、このCosiも店内がギャラリーになる時がある。飾ってある絵を見るのも楽しみのひとつ。店内はちょっとシャビーではあるけれど、フランス式１階にてイートインする事もしばしば。

そして久しぶりにRue BuciでAmorinoのアイスクリームを並んで購入。夏は長蛇の列になるので、今のうちに行っときました。

このイタリアンジェラード、実は私は好きではないんです。（←本格ジェラード派の方、スミマセーン）このアイスの花の為に１０分並びました。小さめのでパテで、上手にお花の形にしていく。今までのアイスクリームの常識を覆すようななんとも嬉しい演出。味はピスタッチオ、チョコ、そしてヨーグルトを頼んだけど、やっぱりイマイチだったなぁ...

来週末も続く大工仕事。次はどのお店に行こうかな？